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【授業now】高2現代の社会 パラ競泳2019年度日本代表・辻内彩野選手を迎えて

パラ競泳界で大活躍中の辻内彩野選手をお迎えし、パラスポーツ界の取り組みや課題を直接伺うことができました。

【辻内彩野(つじうち あやの)選手 プロフィール】
三菱商事所属。進行性の黄斑ジストロフィーと診断され、大学よりパラ競泳に転向。国内ランキングは弱視クラスにおいて、S13(自由形、背泳ぎ、バタフライ)、SB13(平泳ぎ)、SM13(個人メドレー)全種目1位(2019年4月現在)。
[日本記録(長水路)]
50m自由形(00:27.92)/100m自由形(1:00.29)/200m自由形(2:17.27)/400m自由形(4:52.32)/100m背泳ぎ(1:11.52)/100m平泳ぎ(1:19.85)/100mバタフライ(1:11.01)/200m個人メドレー(2:33.27)

辻内選手から、水泳との出会いやご自身の病気のこと、日本を代表する選手になるまでの経緯などを聞きました。また、全員で実際の競技映像を見て、パラ競泳の独自のルールや、泳ぎをサポートする様々な役割を持つ人がいること、メダルの特徴など、今まで知らなかったパラ競泳の奥深さを学びました。

生徒からは、「パラ競泳の見どころは?」「見えない世界で水の中は怖くないのか?」「今何が必要か?」など、様々な質問が飛びました。辻内選手はひとつひとつ丁寧に答えてくださり、自身が獲得したメダルを快く生徒たちに触らせてくださいました。

本校では、2年前からパラスポーツプロジェクトに取り組んでいます。パラスポーツの魅力を通して、生徒たちは無限の可能性や社会の在り方を探ります。現役で活躍している選手と交流ができた貴重な機会を大事に、今後も積極的に取り組んでいきます。

お忙しい中来校くださった、辻内選手、株式会社BYDの井上さん、本当にありがとうございました。お二人のこれからの活躍、心から応援しています。