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【授業now】高2 現代の社会 マイプロジェクトアワード

高2の社会科「現代の社会」では、教師からの一方通行ではない、生徒間での学びあいをベースとしたアクティブラーニングを展開しています。この授業では、定期考査などのペーパーテストでは測れないジェネリックスキル(汎用的能力)の獲得、学びのモチベーションの向上を目的としています。

2学期からは、認定NPO法人カタリバ(コチラから)主催の「全国高校生マイプロジェクトアワード2019」、(株)マイナビ(コチラから)主催の「キャリア甲子園」の2つに絞って活動を行います。

1回目の授業では、生徒のマインドセットも兼ねて「無理といわないワークショップ」を行いました。全員で輪になって座り、隣の人が膝を叩いたら自分も叩き、全員が叩き終えるまでに何秒かかるか?というゲームです。最初は8秒かかっていましたが、「1秒を切る」というお題を達成すべく話し合い、最後には 0.63秒まで縮めることができました。当初の状態からは難しい課題でも、力を合わせて取り組む大切さを感じました。

9月はマイプロジェクトアワードに力を入れています。生徒の目線で学校の課題、改善点などを見つけ出し、それを生徒の発想で改善していきます。大人では気づかないところを、大人では思いつかない方法で解決していく生徒の姿に大きな期待を寄せています!またこの活動にあたり、どんな人にも納得してもらえるよう、実際に様々な分野で活躍されている社会人の方々、大学生の方々にもご協力いただいています。「なぜその課題に挑むのか」「なぜ自分たち(高校生)が挑むのか」を説明し、より客観的に、熱を込めて取り組めるよう授業の工夫をしています。そのためにまず「自分たちにできること」を知るため、まずは自己開示、自己分析をする必要がありました。そこで、一般社団法人子供教育創造機構(コチラから)の森博樹様にご協力いただき、「自分のよいところ探し」のワークをしていただきました。

マイプロジェクトアワードでは、本校をより良くしていくために、実際の行動に移すことを重視しています。「立案だけして終わり」ではない、生徒たちのアツい思いを、じっくり形にしていきます!