【報告】教職員研修会を実施しました 8月31日(土)
- 全教職員が同じゴールを目指すワークショップ
夏休み最終日に、毎年恒例の教職員研修会を、フューチャーセンターで行いました。総勢63名の教職員がグループに分かれて、午前9時~午後4時まで、「ホワイトボード・ミーティング®」の会議手法を活用したワークショップを行いました。
【午前】ホワイトボード・ミーティング®の練習(4人1組)
「ホワイトボード・ミーティング®」とは、ホワイトボードを活用して進める会議手法です。進行役をファシリテーター、参加者をサイドワーカーと呼びます。ファシリテーターが参加者の意見をホワイトボードに書くので、何を話し合っているのかが明確になり、効率的、効果的に会議が進みます。大人の世界だけでなく、子どもたちのグループ学習など、幅広い分野で取り組まれています。
「ホワイトボード・ミーティング®」は株式会社ひとまちの登録商標で、その認定講師である横山弘美先生(練馬区大泉南小学校主幹教諭)を招き、講演を聴きながら、全員で実践していきました。
- 今回の研修会幹事は内田教諭
- 横山先生から「心の体力」についての講演
- 横山先生と早川教諭によるモデル対話
- 波部教諭の発言に場が和みます
- 自主研修企画を実践!
【午後】総合学習(合教科)をデザインしよう!(5~6人1組)
これまでの個々の教科・科目の範囲内にとどまらず、複数の科目・教科の知識・技能を教科横断的・総合的に組み合わせる学習を「合教科」といいます。例えば、数学の中で音楽の問題を扱ったり、理科の中で社会の問題を扱ったり、普段の授業と課外授業を共鳴させたりします。午前中で学んだホワイトボード・ミーティング®を取り入れて、聖学院に求められている総合学習(合教科)を話し合いました。
- 合教科になりえる条件を「発散」していきます
- 各グループで意見が飛び交います
- グループ毎に発表(伊藤豊教諭)
- 本橋教諭による発表
- 生田教諭による発表
- 井上教諭による発表
- ファシリテーターの言葉に集中
- 髙橋教諭による発表
全ての教職員が今後の学びについて各々課題を抱えており、今日の研修会自体がホワイトボード・ミーティング®用語でいう「発散」の場になったように感じます。聖学院が目指すものを改めて考え、仲間たちが何を理想として奔走しているのか、共通認識として知りあい、人と組織が成長できた一日になりました。