SEIG NEWS

【グローバル教育】オーストラリア体験学習(短期語学研修)報告(後半)

後半では、これまでの授業に加え、事前に彼らが用意していたプログラムを実施する機会がありました。

1つ目はSt. Josephで行われた交流会です。St. Josephは、ホストブラザーの通うSt. Edwardsの隣にある女子校です。日本語科があり、数年日本語を勉強した現地の生徒と交流することができました。St. Josephからは日本やオーストラリアに関するクイズ「Kahoot」をアイスブレイクとしてしてもらいました。日常会話は前週である程度慣れていたはずなのですが、相手が変わると少し難しいところもあったようです。聖学院からは空手のデモンストレーション、折り紙のレクチャーをしました。折り紙は現地校の生徒の方が知っていることもあり、逆に教わっている生徒もいました。

2つ目は、最終日のフェアウェルパーティーです。生徒はホストブラザーとの思い出を英語で表現し、参加者全員の前で発表しました。2週間の集大成として、堂々とした発表でした。空手のデモンストレーション、習字の体験も盛り込み、St. Edwardsの生徒への感謝も伝えることができました。

今回の体験学習は、ホテルではなく現地にいる同年代の子供と朝から晩まで2週間を過ごしました。生活の中で手段として使われる英語に触れる、またとない機会になったと思います。またこれを機に、英語に対する関心が向上した生徒も見られました。彼らの中に、確かな変革が起きた学習になったと思います。