【グローバル教育】カンボジア研修報告(後編)Rokhakチーム
前回に引き続き、今回は Rokhak(ルッカ)チームの成果をご報告します。
【店内装飾・ポップ等の作成】
Rokhakは新店としてオープンしたばかり。そのため、店内装飾は最重要課題でした。店前の黒板、商品紹介ポップ(使用イメージがわかるようにモデル写真つき)など、実用的で理にかなったものを多数用意しました。あっという間に仕上げるスピード感は本当にすごいと感心しました。
【新店紹介のためのチラシ作成と配布】
実は店舗の紹介のためのチラシを日本で作成・印刷したため、現地2日目にはすでにチラシ配布をしているという驚異的な早さで貢献。その様子をパブストリートの中心で監督しながら、聖学院生を誇りに思いました。すぐに成果は表れ、集客に成功し37ドルの売上げを出すことに成功しました!
【新商品開発】
ターゲットである日本人女性に買っていただくための新商品開発。小さめの商品開発に苦戦していましたが、見事プロトタイプまで作成し、街頭調査までこぎつけることができました。そして、Rokhak のトレードマークの一つとなりうるギンガムチェックとのミックスが実に素敵。よく頑張りました!
【ワークショップ開発】
Rokhakの価値を体感しファンになるためのツール、創作ワークショップ。生徒達自らが実験台となり、集客し、Rokhakのファンづくりに大きく貢献しました。地道な活動で感動したところは、ワークショップ場所を掃除し、居心地のいい空間をつくったことです。見えないところの努力をしっかりできるところが素晴らしいですね。
このチームの特徴は、パッション・クリエイティブ系の強い人たちが多く、前半戦とても盛り上がっていました。立派な枝葉がどんどん出来上がっていく中で、後半は自分達の幹を探しているような感じがしました。帰納的に幹をつくろうと、必死に統合化することを頑張っていましたが、少し時間が足りませんでした。日本でのプロジェクトではこの悔しさをはらすと意気込んでいるメンバーが多いのも、素晴らしい生徒達だな、と心から感心しました。
旅の最後は、Lavender Jeep と Rokhak 全員で、世界遺産の一つ、アンコールワットに訪れました。カンボジアの基盤ともいわれるアンコール遺跡の寺院や建築物の壮大さに、生徒たちは圧倒されていました。この地で過ごした貴重な10日間を糧にし、これから日本で何を考え行動していくのか、今後の生徒たちの成長が楽しみです。