【授業now】高Ⅱ探究古典 社会課題につながる日本文学史の授業
21世紀型教育の中で、古典という科目はこれまでの存在価値を保ち続けることが難しくなってきています。しかし、本校の探究古典では現代の社会課題と過去の日本の歴史を対比しながら、古典を現代に活かす授業が展開されています。
中間考査前の 5月10日(金)、島立教諭による高ⅡCクラスの授業では、平安時代における恋愛作法・結婚観を学びながら、当時の女性と男性の役割を考え、現代の結婚や夫婦関係に関する社会課題を学びました。
<本日の授業内容(50分)>
1.単語・文学史のテスト
2.次回テストで出題する問題の解説
3.上野千鶴子氏の 2019年度東大入学式祝辞を題材にして「ジェンダー」について解説
4.「平安時代の不均衡な男女関係」についてのレクチャー
5. 「目指すべき社会」と「社会の変化」「まだ残る社会課題」のグループワーク
将来、自国文化の教養を持ったグローバル社会で活躍する人財を目指すにあたり、古典の時間が大切な学びとなり大きな成長に繋がることを願います。