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【授業now】高Ⅰ現代文「新書deビブリオバトル」

高Ⅰ現代文では、夏休みの課題「新書を10冊読もう!」をもとに、作品の内容と自分の意見を記述する授業を行いました。さらに、今回は、伝達手段を文字から声に変え、「新書deビブリオバトル」と銘打って、自分のお気に入りの新書1冊を持ち寄って、その魅力を友達に伝える授業を行ないました。
今回、行った「新書deビブリオバトル」では、それぞれの生徒の「この本をみんなに読んで欲しい!」という熱い思いが伝わる時間となりました。

【1、決勝戦チャンプ本】
・ボブという名のストリート・キャット  ジェームズ・ボーエン/辰巳出版
・LINEで子どもがバカになる  矢野耕平/講談社+α新書
・勝負論~ウメハラの流儀~  梅原大吾/小学館新書

【2、決勝戦参加本】
・空気のつくり方  池田 純/幻冬舎
・バカボンのパパと読む「老子」  ドリアン助川/角川SSC新書
・名作裁判あの犯人をどう裁く?  森炎/ポプラ新書
・冬を待つ城  安部龍太郎/新潮文庫
・勝負論~ウメハラの流儀~  梅原大吾/小学館新書
・友だち幻想  菅野 仁/ちくまプリマー新書
・I AM ZLATAN Ibrahimović  ズラタン・イブラヒモビッチ/東邦出版
・動物を守りたい君へ  高槻成紀 /岩波ジュニア新書
・LINEで子どもがバカになる  矢野耕平/講談社+α新書
・筋トレが最強のソリューションである  テストステロン/U-CAN
・ラッキーガール  佐藤真海/集英社
・ボブという名のストリート・キャット  ジェームズ・ボーエン/辰巳出版
・国境なき医師が行く  久留宮隆 /岩波ジュニア新書
・あなたのすべてにありがとう  今井久美子/ドン・ボスコ社
・未来の年表  河合雅司/講談社現代新書

【3、ビブリオバトルの流れ】
1、各自が、お気に入りの1冊を用意する。
2、5人1組のグループに分かれて、本を紹介し合う。
3、グループでチャンプ本を決め、代表者は決勝戦に出場する。
4、決勝戦で紹介された本の中から1冊、チャンプ本を決める。

【4、ビブリオバトルの決まり】
1、発表は5分、質疑応答は1分。
2、パワーポイントや原稿を用意せず、アドリブで話すことでライブ感を高める。
3、チャンプ本を決める基準は「話がうまい人」ではなく、「読みたくなった本」である。

【5、生徒の感想】
・発表する準備をしてきたはずだったが、いざ本番になるとつい早口になってしまって時間が余りそうになった。全体にむけて発表した人たちは、自分が選んだ本をしっかり読み込んでいるなと思った。質問の受け答えもしっかりしていて、発表もハキハキと堂々としていた。
・いざ、やってみると、意外にうまくできて楽しかった。他の人の発表も聞けるので、新たにおもしろい本との出会いがあった。ぜひ、もう一度、やってみたい。
・普段は自分が手に取らないであろう本や、逆に自分の興味がある種類の本など、さまざまな本を知ることができた。また、5分という時間の中で、多すぎず少なすぎず、本の情報を伝えることは難しいと感じた。
・自分がオススメする作品を説明する時に、上手く言葉が見つからなかったり、当てはめるべき表現が思いつかなかったりして難しかった。しかし、他の人に説明しようとすることで、自分の本に対する見方を深めることができたので、良い体験となった。
・ビブリオバトルは、サッカー部の活動で何度かやったことがあるが、その時は、1冊につき3分しか話していなかったので、今回は5分という時間が長く感じられた。しかし、先生に言われた通りに、話すことがなくなったら前の話に戻って細かく説明する、ということをやってみたら、意外に5分はすぐに経って、少し足りないくらいまで話すことができた。次は、もっと相手に伝わりやすいように話したいと思う。

※当日の授業の様子が、「大学プレスセンター」に掲載されました。⇒ コチラから