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【授業now】高Ⅱ社会科「現代の社会」

高Ⅱの社会科「現代の社会」では、教師からの一方通行ではない、生徒間での学びあいをベースとしたアクティブラーニングを展開しています。この授業では、定期考査などのペーパーテストでは測れないジェネリックスキル(汎用的能力)の獲得、学びのモチベーションの向上を目的としています。
2学期最初はPGF生命の方々に4回お越しいただき、「コミュニケーション」や「介護」について考え、体験するプログラムを実施しました。1学期にスキルトレーニングとして「傾聴スキル」や「マインドマップ」などを行ないましたが、生徒達は自分達の学びが社会につながっていることを感じられたようでした。
2学期の「現代の社会」の授業は、1学期に比べて1つの授業コンテンツに対する時間を多く設定し、難しい課題に向き合います。
まずはNPO法人カタリバが主催する「マイプロジェクトアワード」に取り組み始めました。自分達の身近な課題を発見し、自分事としてとらえ、実行まで取り組むというものです。課題発見フェーズとして、校内の先生や用務員さんへのヒアリングなど、前半の5回分の授業を行ないましたが、「中学棟から食堂への通り道を設置したい」や「多目的ホールの横のトイレに大便器を設置したい」など、生徒ならではの視点からの課題が発見されました。11月以降に計画フェーズを行ないます。
また、(株)マイナビが提供するキャリア甲子園に取り組み始めました。今年度はキャノンマーケティングジャパンから出された「10年後の高校生へ向けた、プリントした写真の楽しみ方や商品・サービスを提案せよ」というテーマに取り組みます。はじめに、キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会の松倉氏にお越しいただき、「マーケティングの基本」についてワークショップを行ないました。その後、iPadを使用し、キャノンの事業について徹底的にリサーチを行ないました。今年度はどのような提案がでるのか、生徒とともに悩み、新しいアイデアを生み出していきたいと思っています。