【授業now】高Ⅱ「現代の社会」の授業
高校Ⅱ年の社会科の「現代の社会」では、教師からの一方通行ではない、生徒間での学びあいをベースとしたアクティブラーニングを展開しています。この授業では、定期考査などのペーパーテストでは測れないジェネリックスキル(汎用的能力)の獲得、学びのモチベーションの向上を目的としています。
授業開きの4月には、傾聴スキルやプレゼンスキルなどのスキルトレーニングや、チームビルディング、安心・安全の場をつくりだすためのマインドセットを行ないました。
5月に入ると、(株)教育と探求社と三菱UFJモルガン・スタンレー証券から「株の力」のプログラムを提供いただき、いよいよPBL(プロジェクトベースドとラーニング)学習を始めました。この授業は「株の力を伝える新聞広告を制作せよ」というミッションに全5回の授業で取り組むというものです。最初の2回の授業では、生徒達は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の「インターン生」として「先輩社員」から講義を聞き、株についての知識を学びます。その後、授業担当者が新聞広告の作成をサポートし、最後の授業で「先輩社員」の方などから講評をもらいます。
それに加えて、本校では独自の取り組みとして、コピーライターの川上徹也氏に来ていただき、生徒向けのワークショップを行ないました。生徒達は社会の第一線で活躍されている方の話を真剣に聞き入っていました。
現在、生徒達は新聞広告を作成しています。どのような作品が出来上がるか、担当者一同、楽しみにしています。