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【授業now】高Ⅱ「現代の社会」の授業

高校Ⅱ年の社会科の「現代の社会」では、教師からの一方通行ではない、生徒間での学びあいをベースとしたアクティブラーニングを展開しています。この授業では、定期考査などのペーパーテストでは測れないジェネリックスキル(汎用的能力)の獲得、学びのモチベーションの向上を目的としています。

授業開きの4月には、クラス全体に「安心・安全」の場を創出します。傾聴スキルや「共通点と相違点」のワークショップを通して、「具体と抽象」や「意見の拡散と収束」を体験します。また、チームビルディングを意識し、(株)プロジェクトデザイン(https://www.projectdesign.co.jp/)の方々にご協力をいただき、「the商社」というビジネスパーソンの方々向けのゲーム及び振り返りを実施しました。生徒達は「チームとは限られた時間の中で、プロジェクトを実現するために協力することにより、シナジー(相乗)効果を生み出すためのもの」という意識が芽生えてきたようです。そこで感じた意識をすぐに体現するべく、レゴを用いて「高いタワー」「長い橋」を作成するワークショップを行ないました。
このように様々な経験を通して、高校Ⅱ年生の生徒たちは驚くほどの成長を遂げています。5月以降は外部と協働し、いよいよPBL(プロジェクトベースとラーニング)学習を行ないます。