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【授業now】中学3年生 社会科(公民科)で5年目のクエスト始動

本校では「答えのないものに答えをみつける、生み出す」をキーワードに、中学3年生の社会科の時間で週に1回、(株)教育と探求社が主催するクエストエデュケーションの取り組みを行なっています。

今年度はこの社会課題探求プログラムであるクエストエデュケーションに、全国で131校、約22,000人が参加します。多くの学校が高校で導入する中、本校では5年前から中学3年生に導入し、社会への関心を喚起し、授業で学んだ知識の活用を図っています。導入初年度には、クエストカップ全国大会の企業プレゼンテーション部門においてグランプリを獲得。その後も毎年、全国大会への出場を果たしています。

今年度は例年よりも早目にクエストエデュケーションの取り組みを始めました。授業担当者間でミーティングを重ねた結果、「企業からのミッションが手渡されてしまうと、どうしても視野が狭まってしまう」という問題点がでてきました。そこで、ガイダンスの次の授業で「イノベーションについて考える」、その次の授業で「社会課題とは何か~社会問題と社会課題の違い~」についてのワークショップを行ないました。

5月にはいよいよ本格的にクエストエデュケーションの取り組みが始動します。今年度もどのようなアイディアが生まれるか、担当者一同、楽しみにしています。