高2の現代社会の授業では、ジレンマの生まれる問いについて討論を行っています。
最初の15分程度で、授業担当者から本日のテーマに関するレクチャーを行ない、次の5分間のグループワークで賛成意見、反対意見をヌケモレなく出します。次の15分で全体ディスカッション。白熱した議論が行なわれます。最後の10分程度でテーマに関するミニ論文を記述します。
3学期に入り、生徒達は自分の意見を主張するだけではなく、相手の立場に立って物事を考えられるようになってきました。
また、今年度は一年間を通して、哲学対話を行なっています。SCIPの方々にファシリテーターを務めていただき、生徒達の「問いたい問い」を出し、30分程度の対話を行なっています。
1月には以下のテーマでディスカッションを行いました。
・日銀は金融政策として、通貨の大量発行をしてもよいか?
・飲食店のぼったくりについて、国は介入すべきか?
・農業への企業参入を認めるべきか?
・日本にとって円安と円高のどちらが望ましいか?
・ODAについて、日本の将来的に役に立つ国に集中的して投資すべきか?