【授業now】高Ⅱ「現代社会」 ジレンマの生まれる問いについて
高Ⅱ現代社会の授業では、ジレンマの生まれる問いについて討論を行っています。
2学期の初回の授業では、生活保護などを支援するNPO法人もやいの理事長の大西氏にご協力いただき、「生活保護を受給している人はタバコを購入してもいいか?」というテーマでディスカッションをしました。公民科では国と国民のあるべき姿を考えます。そのような中で、自分たちはどのような社会を作りたいか、ということを初回の授業で考えました。
また、5~6月に引き続き、哲学対話を行ないました。哲学対話とは「何を言っても問うてもいい場。他の人と一緒に話しながら、考えを深め、広げること。思考力、表現力、課題発見力を養うとともに、積極性、自律性、主体性がおのずと育っていく」ものです。テーマはクラスにより違いますが、「非合理なことは必要か」など、とても面白いテーマでした。生徒たちには「考える楽しさ」を実感してもらいたいと願っています。
9月には以下のテーマでディスカッションを行いました。
地方自治=首長の多選禁止規定を設定すべきか?
国際社会=日本は国連の安全保障理事会の常任理事国になるべきか
少子化①=国家機関や地方自治体が婚活を主導すべきか?
少子化②=育休なら上の子は保育園退園についての是非
少子化③=派遣労働について、国は規制すべきか?