【報告】防災の日 徒歩移動訓練とJアラート避難訓練
9月27日(水)本校では「防災の日」と定め、複数の防災訓練を実施しました。生徒の命を第一優先に考える本校独自の取り組みです。
西暦で奇数年(2017年)は、2年に一回の『徒歩移動訓練』を実施しています。これは都内11か所を拠点に指定し、学校まで徒歩で中1から高3までがグループでマップを手にしながら、自分の安全を確保しながら歩いて学校まで登校する(戻る)訓練です。首都圏直下型地震が懸念される中、万が一、通学途上で被災し、交通機関が完全ストップした時、自宅に近いのか学校に近いのかを自分で判断し、安全確認後には自力でどちらかに移動しなければなりません。この体験は、被災後、学校に行く判断した場合を想定し、街に潜む震災時の危険をイメージしつつ、防災拠点やコンビニ、公衆電話やトイレなどの確認を目的として行っています。
生徒達はマップを手に、約1.5時間~2時間前後で無事学校に到着しました。初めて参加した中2と中1の生徒諸君は新鮮な思いで参加したようです。
その後は講堂にて、大野防災委員長(中学部長兼務)がJアラートの発令基準や、長周期地震の特徴、日常の備えの大切さなどを映像を用いてわかりやすく解説しました。生徒は「日頃の備えが大切だと思った」「両親共に働いているので、家族での集合場所を確認したい」などの感想がありました。
※徒歩移動訓練→2013年から実施している本校オリジナルの防災訓練です。2年に一度(奇数年に実施)、授業を止めて安全確保を体で覚えることを優先し実施しています。この訓練は関係各機関からもご注目を頂いています。