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【報告】教職員研修会を実施しました ~テーマは「授業」を深める~

8月30日(水)午前9:00~16:00 本校5階のフューチャーセンター(A・B)において実施しました。

【研修の趣旨、目的】学校の重要な柱は「授業」である。本校では「進学実績」だけが目的ではなく、生徒の成長のために様々な仕掛けが行なわれている。今回は、生徒がもっとも長い時間を過ごす「授業」に焦点を当て、哲学対話の手法を通し、各自が教員になった原点に立ち返り、「どのような授業がしたかったか」を再考する。

また、アクティブ・ラーニング・パターンを通して自分自身の適性や傾向などに気づく。本日の研修会を通して、2学期以降の授業に役立てていきたい。

午前:哲学対話 講師:東京大学教授 梶谷真司先生

午後:「アクティブ・ラーニング・パターンを活用した授業改善と、世界の教育の潮流をふまえたグローバル人材育成」 講師:ベネッセコーポレーション 小村俊平氏、宇都宮嘉宏氏

【アクティブ・ラーニング・パターン(ALP)とは…】

学校現場での経験則・秘訣を「パターン・ランゲージ」の方法で言語化することに取り組む井庭崇先生(慶應義塾大学総合政策学部准教授、株式会社クリエイティブシフト代表)とベネッセは、授業の中でアクティブ・ラーニングを実現している先生方にインタビューを行い、アクティブ・ラーニングのためのパターン・ランゲージを作成しました。その「アクティブ・ラーニング・パターン(教師編)」では、生徒が学びの主体となり成長していくために、教師が実践できる指導のヒントを言語化し、45の「パターン」としてまとめています。「アセスメント」「カード」「冊子」の3点で構成されているALPを用いることで、教師自身の経験の振り返りや同僚との意見交換につながることが期待できます。

研修委員:児浦、日野田