【報告】みつばちプロジェクト はちみつ瓶詰め作業
- 高IIC組の有志が、7月26日(水)採蜜した45kgの純粋蜂蜜を瓶詰めしました。
多くの方々にご支援いただいているみつばちプロジェクトは2年目を迎えています。
5月初旬に第1回瓶詰めをしたときは17㎏でした。蜜の色はうすい色でしたが、春の花のかおりが豊かに感じられました。
第2回目瓶詰めは7月中旬。45kgも取ることができました。駒込に雹が降った大嵐にも、ミツバチは被害を受けることなく無事でした。今回採れた蜜の色は濃い色です。
あめ色にキラキラ輝く蜂蜜の瓶が出来上がりました。このサイズの瓶でしたら約200個作れそうです。
この蜂蜜を瓶詰めするには瓶と蓋は煮沸消毒。手間がかかります。
一つひとつ瓶に詰めていきます。衛生的に根気よく丁寧に作業を進めます。45kgすべてを瓶に詰め終わるまで3日間はかかりそうです。
記念祭まであともう一回瓶詰め作業をする予定です。それ以降は採蜜作業をしません。ミツバチの冬越し用として、蜜は採らないのです。多くの場合、できる限り採蜜し、冬を越す時は餌として砂糖水を与えるのですが、ミツバチにやさしい、人にも優しい聖学院は、砂糖水は与えません。ミツバチにとって自らの蜜が餌であることが一番良いわけです。また砂糖水が餌の場合、春の採蜜時にそれも混入してしまい、純粋な蜂蜜が採れなくなります。ですから、聖学院の蜂蜜はまさに100%混じりけなしの純粋蜂蜜です。
記念祭で販売いたします。是非ご期待ください。濃度も高く、味も芳醇な百花蜜にご期待ください。生徒は、皆さんに喜んでいただける笑顔を思いながら、ミツバチの世話・採蜜・瓶詰め・瓶の装飾などを愛情込めて記念祭まで作業を続けます。
相澤睦 (高IIC担任)生物科教諭
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