高校Ⅱ年の社会科の「現代の社会」では、教師からの一方通行ではない、生徒間での学びあいをベースとしたアクティブラーニングを展開しています。この授業では、定期考査だけでは測れないジェネリックスキル(汎用的能力)の獲得、学びのモチベーションの向上を目的としています。
2月11日にマイプロジェクトの東京予選に参加しました。「予鈴と本鈴の違いがわかりにくい」という課題を発見し、そのためにはどのような改善策、交渉を行なっていくかを提案しました。
2月は「主権者教育」の一環として、NPO法人Youth CreateとNPO法人I-CASの協力を得て、「街にある政治」について考えました。また、そこで出た質問に対して地方議会議員の方に答えてもらいました。生徒達は議員の存在を身近に感じることができたようでした。
また、第二東京弁護士会所属の弁護士の先生方にご協力をいただき、民事模擬調停を実施しました。どのチームもその役になりきり、白熱した議論が行われました。
最後に1年間の総決算として、「現代の社会の授業をまったく知らない人に、3分~4分で説明せよ」というテーマを設定し、ポスターセッションを行ないました。
この1年間で生徒達はとても成長したように思います。特に「人の話を聞く」ということについて、とても学んだように思います。授業は教師と生徒で作り上げていくものです。この1年間、積極的に参加してくれたおかげで、とても良い授業をつくっていくことができました。
(社会科主任 日野田昌士)
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