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【授業Now】高Ⅱ現代の社会

高校Ⅱ年の社会科の「現代の社会」では、教師からの一方通行ではない、生徒間での学びあいをベースとしたアクティブラーニングを展開しています。この授業では、定期考査だけでは測れないジェネリックスキル(汎用的能力)の獲得、学びのモチベーションの向上を目的としています。

10月初旬には卒業生が参加する学生団体に来てもらい、講演をしていただきました。「知りたいと思う好奇心こそが学びのきっかけである」という言葉がとても印象的でした。大学に入学後も学び続ける卒業生の存在を感じ、生徒達もモチベーションが上がったようでした。

また、10月からはNPO法人カタリバとの協働授業「マイプロジェクトアワード」は一時休止し、昨年度決勝ステージまで進出したキャリア甲子園(株式会社マイナビ主催)の準備を始めました。今年度もキャリア教育コーディネーターネットワーク協議会にご協力をいただき、10回分の授業案を練りました。まずは「売れないラーメン屋の事例」。「なぜラーメンが売れないか」を広告、商品、立地など様々な観点から考えました。その後、キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会の松倉氏に商品開発の授業を行っていただいたり、マーケティングリサーチや仮設の設定などを行ない、自分たちなりの答えを作っていきました。

10月末には進捗状況の報告として中間発表を行いました。中間発表の際には社会の第一線で働いている6名の方にメンターとして入っていただき、生徒間の「ツッコミ」と「共感」を促進していただきました。生徒たちは大人たちの「本気」に接し、11月以降のブラッシュアップ、最終発表につなげていこうという力がみなぎっているようでした。

 

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