【報告】高Ⅱ沖縄平和学習 1日目
今年は10月10日(月・体育の日)から15日(土)まで、高校Ⅱ年生が「沖縄平和学習」に参加します。
今日はその第1日目の報告です。
那覇には30分遅れての到着でしたが、生徒たちの機敏な行動でプログラムは滞ることなく進めることができました。佐喜眞美術館では佐喜真館長から『沖縄戦の図』(丸木位里・俊)の説明を受け、戦争の実相を学びました。
また、屋上から普天間基地を見下ろしながら、基地問題を確認しました。その後、普天間基地を見下ろす嘉数高地、激戦の地となった前田高地では、沖縄国際大学の学生さんから説明を受けました。
ホテル到着後に開校礼拝、夜の講演会は、小橋川清弘先生『沖縄の基地問題と平和について』の講演を通して、村民の皆さんが団結して土地を基地から取り戻してゆく歴史を学びました。
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「沖縄平和学習」とは
戦争とは何か?どのように平和を創るのか?自分はどうあるべきなのか?世界を考える4泊5日です。
政治、経済、国際社会、教育、文化、歴史など文献に当たり、講演を聞き、事前学習をして臨みます。
非常に厳しい地上戦が行われた沖縄本島南部地域「平和の礎」に刻まれた24万の戦没者、住民が避難した壕、
元ひめゆり学徒隊の貴重な証言、在日米軍普天間基地問題などを目の当たりにし、事前学習ではわからなかった現実を体感します。
「平和を作り出す人たちはさいわいである」の聖書の言葉を具体的なものとするため、グループごとにテーマを決め、事前学習をすすめ、平和を築きあげるために自分たちができる事は何かを考え、自分の答えが出せるようにします。
▼聖学院中高の体験学習はこちら
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沖縄平和学習の2日目は⇒コチラ