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【授業Now】中3公民 クエストカップへの取り組み

本校の中学3年生の社会科(公民)では、授業の一環として、株式会社教育と探求社が提供する「クエストエデュケーション」に取り組んでいます。

このプログラムは実在の企業から与えられた課題の解決に向けた提案をする「企業プレゼンテーション部門」、ロールモデルとなる人物を掘り下げる「人物ドキュメンタリー部門」、「自分史部門」から構成されており、本校では「企業プレゼンテーション部門」に3年前から参加しています。

2学期最初の授業で、夏休みの宿題として課していた中間発表を行いました。どの班も一生懸命に取り組んできましたが、企業の方から鋭い「ツッコミ」をいただきました。社会人の鋭い目線を感じ、さらなるブラッシュアップが必要であることを痛感したようでした。

現在は9月にオープンしたフューチャーセンターを使用し、2クラス同時に授業を行い、2名のうち片方の教員がメインファシリテーターとして授業を進行し、もう1名の教員がサブファシリテーターとして進行を補助しています。与えられたミッションに対して、シートを用いながらフレームワークを行なっています。また、そのシートを他の班と入れ替えながら「ツッコミ」と「共感」を繰り返しています。その取り組みを通して、自分達の提案のストロングポイントとウィークポイントを認識しているようです。中間考査が終わった後は、いよいよ提案を固めていく段階となります。

 

最終的に今年はどのような提案になるのか、授業担当者一同、楽しみにしています。