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【報告】高Ⅰ フレッシュマンキャンプ

5月23日(月)~25日(水)2泊3日の日程で群馬県猿ヶ京に宿泊し実施しました。

今年は1日目のPA(プロジェクトアドベンチャー)のほかに、2日目に各グループに分かれての探究的な取り組みを多く取り入れ、3日目には、三日間の集大成としてプレゼンを行い、活動班ごとに発表をしました。①湯沢町は1班、②ファームドウは1班、③谷川岳は4班が部門で優勝し、②-1班が総合優勝しました。優勝した三つの班の班長に感想を書いてもらいました。

 

「仲間に頼る大切さ」

C組13番 駒里 俊偉

私はこのフレッシュマンキャンプの3日間がとても短く感じた。なぜなら、この3日間、行動班全員が頭を使って、フル活動したと思うからだ。

まず、初日のおにしの森でのアドベンチャーでは、ステッピングストーンというゲームが印象に残った。このゲームは川に見立てられたゾーンを決められた個数のブロックを使って、チーム全員がゾーンの反対側に渡るというものだった。一回しか時間内に渡る事はできなかったが、チームのメンバーが考え出した案は奇抜で発想力が豊かだと感じた。この案は通常とは全く異なり、もちろん自分では気づかないと思った。その他のゲームでも班が意見交換をしながら、それを行動に移す事ができたと思う。初日はチームの仲間のアイディア、意見を尊重する事の重要性を感じ、学ぶ事ができた。

2日目は湯沢町の魅力に触れた。そば打ちなど自分のイメージにはなかった湯沢町の素晴らしさが体験できた。逆に、湯沢町が抱える課題も見えてきた。ホテルに戻ってからは、湯沢町の課題を解決するためのプレゼンテーションの準備を進める中で様々な事に気付いた。例えばチームのメンバー同士で出し合う意見は出せば出す程、深くする事ができた。ここで、私はチーム全員でどんな意見でも提案する事が大事だと感じた。自分の班では、班全員が自分から積極的に意見を出してくれたと思う。プレゼンの発表時には、質問をされ、自分では答えられないと思った時も、仲間がアドリブでこたえてくれ、改めて仲間は頼れる存在だという事を感じた。

今回のキャンプで私はチームで何かを行う時は、やはり仲間の意見、アイディアそして自分の意見を合わせる事、つまり仲間に頼る事を学んだ。これからはこの学びを学校生活に活かしたい。

 

「足りないもの」

A組26番 牧野 勇太

私達が、この三日間で与えられた目標は三つあった。一つ目が、友への配慮、二つ目が、主体性、三つ目が、勇気ある行動だ。その中でも私は、友への配慮を一番に心掛けた。なぜなら、今回のフレッシュマンキャンプで私は行動班の班長だったからだ。

初日のおにしの森アドベンチャーでは、班長らしく皆をまとめなければならなかった。しかし、私は普段まとめる側ではなく、まとめられる側だったので慣れないことをして大変だった。

二日目は、フィールドワークでファームドゥに行った。そこで、モンゴルの実習生との交流で日本の農業がモンゴルの農業より発展している事を聞いた。例えば、ビニールハウスに太陽光パネルが付いていたり、土も使わずに野菜を栽培出来るという所がモンゴルより進んでいた。それを通して日本の農業を支える最前線の現場を感じ、私たちには何ができるのかを考えるというコンセプトで話し合いが始まった。私は、話し合いにあまり参加出来ず皆に任せてしまった。そのため、積極性とコミュニケーション能力が足りないと感じた。しかし、私たちの班の人が積極的に話し合いをしてくれてなんとか良い中間発表が出来た。その後のブラッシュアップでは、ファシリテーターの人が引っ張ってくれ良い発表ができ優勝することが出来た。

私は、フレッシュマンキャンプで積極性とコミュニケーション能力が足りないことを改めて感じたのでそれを伸ばし、次に繋げていきたい。