SEIG NEWS

【報告】高Ⅰ フレッシュマンキャンプ 3日目

生徒諸君は以下3つのテーマに分かれ、地域の魅力と課題を探るスタディツアーに参加しました。

①「外国人から見た日本の魅力を考える! 湯沢の魅力発見ツアー」(湯沢町観光協会)
②「日本の農業を支える最先端の技術体験ツアー」(ファームドゥ株式会社)
③「大自然の中で学ぶエコツーリズム体験ツアー」(エコツーリズム推進協議会)

スタディツアーでは、現場の方々と直にお話しをする機会を持ち、そして生徒諸君が実際に体験をしました。
ツアーからホテルへ戻ると、ただちにミーティングを開いて議論を始めます。ファシリテーターと共に、各地域の描く理想とデータに表れた現実のギャップを洗い出し、その解決策を提案します。

その日の夜のうちに1回目のプレゼンテーションを行いました。評価シートに基づいて全員が互いに採点します。厳しい質問も飛びます。
各チームとも解決策を磨くうち、夜が更けてゆきました。

最終日はプレゼンテーション大会です。1テーマにつき5チームが解決策を発表し合い、代表チームを選びます。そして代表の3チームが全体の前で発表しました。

グローバルとローカルの問題は、別個に存在する問題ではありません。国家間で取り決めた事柄は、直ちに地域に影響します。
また、地方の問題と都心部の問題も別物ではありません。地方の衰退が懸念されながら、都心部の空洞化も進んでいます。
生徒諸君がここで取り組んだ課題は、現代に生きる人すべてに関わる難問です。

この世界はどこへ向かうのか? 自分はいかに世界へ関わるのか? その問いを胸に高校生活が始まりました。