【クラブ活動】文芸同好会 第3回高校生直木賞全国大会に出場
5月4日(祝)、千代田区麹町の文藝春秋社で行われた第3回高校生直木賞全国大会に、文芸同好会の平子雄也君が選考委員として出場しました。
高校生直木賞とは、昨年度、直木賞候補にノミネートされた作品を、高校生の視点から鑑賞し、各校代表者による話し合いの結果、最優秀作を決定するという企画です。
当日は、北海道から九州の学校まで全国から19人の選考委員が集まり、3時間半の討議の結果、柚木麻子「ナイルパーチの女子会」(文藝春秋)が、第3回高校生直木賞に選出されました。この作品は、文芸同好会が今年1月から実施した校内事前選考会においても第一候補に選ばれた秀作です。受賞決定を受けて、著者である柚木麻子さんが急遽、電話で登場。選考委員の生徒達に感謝の辞を述べるサプライズもありました。
また、選考会終了後、19人の高校生を代表して、平子君を含めた3人の生徒が新聞・雑誌各社の取材を受け、作品の感想や選考理由について説明しました。
当日の選考過程は、「オール讀物」(文藝春秋社)6月号(5月22日発売)、7月号(6月22日発売)に掲載されます。
<第3回高校生直木賞最終候補作品>
青山文平 『つまをめとらば』(文藝春秋)
門井慶喜 『東京帝大叡古教授』(小学館)
西川美和 『永い言い訳』(文藝春秋)
深緑野分 『戦場のコックたち』(東京創元社)
宮下奈都 『羊と鋼の森』(文藝春秋)
柚木麻子 『ナイルパーチの女子会』(文藝春秋)
以上6作品