高校Ⅱ年の社会科の「現代の社会」では、教師からの一方通行ではない、生徒間での学びあいをベースとしたアクティブラーニングを展開しています。
2月は1年間の授業のまとめの時期。この授業では「学び方を学ぶ」、いわゆる思考力の育成に力を入れてきました。一例をご紹介します。
公認会計士の眞山氏の授業
アルゴリズムを用いた「花火大会に露店を出店させる」という授業でした。生徒たちは前のめりになりながら、「何を」「どこで」「どのように」販売するかということを考えていました。
NPO法人Youth Create とNPO I-CAS
2団体が協働して「政治について考える」という授業を作成しました。18歳選挙権が話題になっていますが、選挙だけが政治にかかわる方法ではありません。そのような問題意識から、Youth Createの「政策メガネ」というワークを通じて政策をグルーピングし、その中から自分の興味関心のあるテーマに分かれ、質問を一つまで精選しました。
その後、I-CASの方々のご尽力により、西東京市議会議員の浜中のりかた氏と墨田区議会議員の堀よしあき氏にご来校いただき、生徒から質問をし、答えていただくという授業でした。
生徒たちは政治というものを身近に感じたようでした。
最後に「この1年間の学びをポスターにまとめ、ポスターセッションを行おう」という授業を行いました。生徒たちは思い思いに、この1年間の授業を振り返り、自分の学びを確認していました。
この授業も3年目を迎え、多くの方々のご協力をいただきました。ご協力いただいた方々に感謝を申し上げるとともに、来年度もさらにブラッシュアップしていきたいと思っています。