【授業Now】高Ⅱ現代社会の授業
高Ⅱの現代社会の授業では、ジレンマの生まれる問いについて討論を行っています。授業の構成は、生徒は事前に配布された新聞プリントと授業プリントを読んできた状態で、その日に扱う「問い」への賛成意見と反対意見を10分間でグループでヌケ、モレなく出しきります。また2つの問いを比較し、その日の論点を考えます。その後、担当教諭が10分間程度でパワーポイントを用いてレクチャーし、15分程度でいよいよ全体討論。発言をしない間は討論内容をメモします。最後の10分間でジレンマクエスチョンへの自分なりの解答を150字程度で記述します。
11,12月に取り扱ったテーマは以下の通りです。
「株式会社」の単元の授業では「学校で株式投資教育をするべきか?」
「価格の決定」の単元の授業では「自転車のヘルメット着用を法律で義務化すべきか?」
「市場の失敗」の単元の授業では「救急車の利用料を使用者が払うべきか?」
「国民所得計算と経済成長」の単元の授業では「家は買うべきか?借りるべきか?」
「政府の役割①(税金)」の単元の授業では「日本は消費税に軽減税率を導入するべきか?」
「政府の役割②(社会保障)」の単元の授業では「介護報酬を引き上げるべきか?」
「政府の役割③財政政策」の単元の授業では「地方自治体が税金を用いてプールを経営することの是非」