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【授業now】中1 社会科ーアフリカを救済するプロジェクト

本授業の目的は、「アフリカを救済するためのプロジェクト」を構想および発表する学習活動を通じて、問題を解決するプロセスを自力で構築する力(:創造的問題解決力)を高めることです。

そのために、教室でのアフリカの地理・風土に関する基本的学習で得られた「基礎的な知識」を土台とし、図書館での、情報処理・編集活動を通じて、問題解決プロセスを構築する活動を行いました。
生徒の具体的な学習は、以下の4つのプロセスで構成されています。

1:アフリカの地理に関する基本的な知識の学習(:教室)

2:資料・本より情報収集および情報編集

3:概念地図(:コンセプトマップ※)の作成

4:構想したプロジェクトの発表

図書館では、主に2~4の活動、つまり情報の収集・編集活動を行いました。
ここでアフリカの諸問題(:難民問題、水不足、医療問題、低い生産性など)に関わる膨大な量の書籍、すなわち「情報・知識の海」から、生徒が自ら調べあげることは困難です。

そこで、中学1年生が読みやすい資料を厳選し、冊子にした「必須資料」、また司書が生徒の情報検索アドバイザーとして適宜与える「追加資料」を用意することでスムーズな学習を実現しました。

司書の先生方の協力もあり、生徒らは上記で得られた情報を「アフリカを救済する」ストーリーとしてまとめあげ、全校授業参観の際に両親の前でも自信を持って発表することができました。