【授業now】高Ⅱ現代社会-ジレンマの生まれる問い
高2の現代社会の授業では、ジレンマの生まれる問いについて討論を行っています。
授業の構成は、生徒は事前に配布された新聞プリントと授業プリントを読んできた状態で、その日に扱う「問い」への賛成意見と反対意見を10分間でグループでヌケ、モレなく出しきります。また2つの問いを比較し、その日の論点を考えます。
その後、担当教諭が10分間程度でパワーポイントを用いてレクチャーし、15分程度でいよいよ全体討論。
発言をしない間は討論内容をメモします。最後の10分間でジレンマクエスチョンへの自分なりの解答を150字程度で記述します。
代理母出産のテーマの授業の際には、養護教諭の小野先生がオブザーバーとして参加して下さいました。
また、教育NPOのROJEの学生も定期的に授業のサポートに入ってくれています。
5月に取り扱ったテーマは以下の通り。
◆自由権(人身の自由)の授業では「死刑制度の是非」
◆社会権①(教育を受ける権利)の授業では「公立学校が東大合格ならば生徒に100万円を支給する制度をつくることは認められるか」
◆社会権②(労働基本権)の授業では「担任が出席すべき入学式は我が子か、それとも教え子か」
◆参政権の授業では「連座制の是非」
◆新しい人権①の授業では「代理母出産は国の制度として認めるべきか」