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【授業now】高Ⅱ現代社会-ジレンマの生まれる問い

高2の現代社会の授業では、ジレンマの生まれる問いについて討論を行っています。

授業の構成は、生徒は事前に配布された新聞プリントと授業プリントを読んできた状態で、その日に扱う問いへの賛成意見と反対意見を10分間でグループでヌケ、モレなく出しきります。また2つの問いを比較し、その日の論点を考えます。その後、担当教諭が10分間程度でパワーポイントを用いてレクチャーし、15分程度でいよいよ全体討論。発言をしない間は討論内容をメモします。最後の10分間でジレンマクエスチョンへの自分なりの解答を150字程度で記述します。

50分間の展開は速く、生徒たちはフルに思考を働かせなければなりません。しかし、中学1年生の頃からグループワークやプロジェクト学習に取り組んでいるため、生徒は期待以上に多様な意見を出してくれています。担当教員として問いの設定に最大限に配慮しつつ、生徒とともに議論を楽しんでいきたいと思っています。