【学内行事】高Ⅰ進路講演会報告
7月22日~26日の5日間、午後に進路講演会としてガイホールにて5人の方をお招きし、講演をしていただきました。
理系文系というような単なる進路選択の話ではなく、5人の方の経験やそれぞれの分野を生かした特徴的なお話をしていただき、とても有意義な時間になったと思います。
[1日目 愼蒼健さん(東京理科大学工学部第一部教養 教授)]
進路選択について今この時期に何をすればいいのか非常に熱いお話をしていただきました。やりたいことは内側ではなく外からやってくるという話がとても印象的でした。また講演中に見せていただいた台湾の学生運動やダウン症の子供たちを守る活動のPVには良い刺激を受けた生徒も多かったと思います。
[2日目 保坂展人さん(世田谷区長)]
東日本大震災を機に国家議員から世田谷区長になぜなられたのか、そのとき何を考えたのかなどを踏まえて色々なお話をしていただきました。特に考え続けることの大切さを強調され、そのことが広い意味での進路選択において重要であるとおっしゃっておられました。
[3日目 柳家三之助さん(落語家 真打)]
文系理系というような枠を超えて広い意味で進路について興味深い話をして頂きました。ご自身が高校を出て大学に進学し噺家になるまでの経験やその時どう考えてきたのかなどお話していただいた中で、「人生において何がきっかけになるか分からない。」という言葉が印象的でした。
[4日目 野沢真司さん (読売新聞東京本社編集局配信部)]
政治部に所属していた時の貴重なお話や取材をするうえで心がけていたことなど、これまでの経験を踏まえてお話していただきました。人間関係や距離感が大切であること、いろんな価値観の中で自分なりの考える軸を作っていくことなどを、経験をもとにお話ししていただき、単なる机の上での勉強だけが大切ではないということを感じた生徒も多いと思います。
[5日目 平井幸成さん(芝浦工業大学大学院理工学研究科 修士1年)]
学部の話や大学での生活、ご自身が学生時代に打ち込まれていた「鳥人間」についてお話していていただきました。特に鳥人間の話は撮影の裏話や自主制作PVを踏まえてとても興味深いものでした。今回お話していただいた5人の方の中では大学院生ということもあり、大学生活などの近い将来のイメージを考えるうえで参考になるお話でした。